大学2年生の頃の話です。当時,車の免許を取り,2年が経過していました。その際,さらに別の乗り物に乗りたいという気持ちになり,中型バイクの免許を取得することに決めました。順調に自動車学校を卒業し,晴れて普通2輪免許を取得しました。すぐにバイク屋さんに行き,250ccのバイクを手に入れました。最初は安全運転を心がけていたものの,慣れてくるうちにもっと早く目的地に到着したいという気持ちが強くなってしまいました。スピードを出したり,車の間をすり抜けて運転することが増えました。「これくらいなら大丈夫だろう?」とか「警察に捕まっていないからいいいよね?」という安易な気持ちでバイクを運転するようになりました。そんな夏のある日,バイクを走らせ,いつものように運転していると自動車で大渋滞。いつものように左側から車を追い越しながら気持ちよく走行していた時,T字路を直進して進んでいる際,反対車線から右折してきた車に轢かれてしまいました。結果,車とバイクの間に足を挟まれて脛骨,腓骨の粉砕骨折。2か月の入院と大規模な手術を行うことに。当時は大学生だったので,父親と相談し,相手の運転手に慰謝料を請求することにしました。父親に作文をお願いし,当時の自分の落ち込んだ心境や夢をあきらめなければならない現実を心の赴くままに作文しました。知り合いの弁護士さんにその資料を提出し,相手方と話をする運びとなりました。結果的には150万程度の慰謝料をいただくことができました。当時の限界価格だったとは思いますが,10年以上たった今でも足は痛みますし,全力で走ったり,長い距離を歩いたりはできません。果たして150万は妥当だったのか今でも疑問は残っています。